タグ:確認申請
事前協議・・・・
- カテゴリ:
- 建築のお仕事
一部分の基礎高さが、県の運用基準に、違反するので、確認申請の受付ができません!
と解答がきました?
聞くと、高床基準と照合して! 県の考えに削ぐわないと言うこと・・・でした。
えぇぇぇぇぇ・・・この建物って高床ですかね??と食い下がっても、民間審査機関は協議の必要なものは、行政に確認申請を提出してください。。と逃げて行きます。
計画の進捗に係わる重要なことになり・・・困った! 仕方なく山形市へ直接協議に行きました。
ここで、少しは違った答えがでるかと思っていたのですが、民間審査機関とまったく同じ・・・・山形県の運用基準・・・・と照合し・・・・と同じ話は続きます。
敷地の傾斜を利用した半地下状態の車2台分の車庫ですが、どんどん話は悪い方向・・・というより、その場から県に電話で確認してもらうも、同じ答えをさらに年を押される始末。
どうしよぅ・・・・でも、納得できない! 市職員に県の基準がないとしたら、この建物って、県の考えのとおりに構造計算が必要だと思いますか???
と聞いてみると、そうですね・・・・なんか、このまま建ちそうですね。。。
などと。。。慰められて・・・このままでは、この計画が頓挫してしまうかもしれません!
そこで、県庁へ行くことの了承をとり、県の担当者へ・・・・
最初から、計画の概要を説明して、見解を聞いてみたら????
これって、高床じゃぁ〜ないですよね。。。っとっとっと、オイオイ・・・。
民間審査機関も山形市も高床の場合どうですか?と質問しているので、県ほうでも基準どおりです。と答えたそうで、質問の前に、高床かどうかの確かめが足りなかったのでしょうかね。
法改正により、審査機関も苦労が多くなっているようです、とくに判断や協議などの必要な場合は、行政に下駄をあずけてしまうケースがふえているようです。
前にも書きましたが、建て主のために設計しているのですが、法律のために振り回されることが多すぎて、建て主には、法改正でこれはできません!と言う場面もたびたび。
こんな設計事務所では、建て主から信頼をもらえなくなるのでは。
と、自信喪失の一日でした。
完了検査前夜
あした、確認申請の審査機関の完了検査をうけることになりました。
途中からフラット35の融資を受けることになり、その現場確認も併せてしてもらうことになりました。
こんなせっぱ詰まった状態なのに、現場からは・・・換気扇がついていない!とか連絡が来る始末・・・。
わたしは、聞いてないよぉ〜っと、想定外のことが多すぎます!
予約していた別の検査も延期しなければならなくなったり・・・・。予定通りに進まないことばかりで、今週はてんやわんやでした。
審査機関からは、追加の書類を求められて、建て主さんの協力を得て、なんとか辿り着いた検査です。
せめても、明日の検査はスムースに終わって欲しい。
翌週には、引渡しになります。 ながいような短いような・・・今回のプロジェクトもゴールが迫っています。
もう・・・・たいへん!
- カテゴリ:
- 建築のお仕事
増築工事の確認申請・・・続編!
なんどかのお役所との協議を経て・・・なんとか目処をつけたと思った内容ですが、またまた週末になって、振り出しに戻ってしまいました。
これで、また着工が遅れてしまいます! 建て主さんからは、小言を言われるは、大工さんからは、文句を言われるは・・・
私の業界ではご法度!の申請なしでやっちゃいますか?なんて、乱暴な考えも頭をよぎってしまいます。
もちろん、まじめに進めていくつもりで、あれこれと打合せを重ねてきたのですが、こうも・・・・あれをやれ、これをやれ、あれもやれ、これもやれ・・・・では、あまりにも厳しすぎます。
大工さんたちは、去年の仕事不足で、やっとありつけた仕事も、こんなことではかえって悲惨な目にあっています。
もちろん・・・わたしのところもそうなのですが、かななか明るい未来はみえません。
耐震偽装以来、国のお役人から全然信用されていません!やることなすこと、証明書、認定書、登録書などてんこもりの書類をつけても、まだ疑われている気になります。
設計って・・・・・なんだろう。 そこに住む人のことを考えることなのに、それよりも法律のことを考える方が、多くなったら・・・設計というより、手続になってしまいます。
打ち合わせのたびに、法律でこうしないといけません。。。と連発していては、しまいには、建て主さんからも信用されない日も近いような・・・・気も。
増築確認申請が・・・・
- カテゴリ:
- 建築のお仕事
このところ立て続けに、悩ましい増築工事に振り回されています。
平成17年6月から施行された建築基準法で、既存建物への構造基準が変わったために、増築工事に対して、かなりの規制が加わってしまいます。
簡単な例でいうと・・・
木造2階建て 延べ床面積150?の建物に2階に30?増築しようとすると
既存建物の建築年代によっても違いますが、各階の耐震診断をして、安全を確かめる必要があります。
耐震診断をすると、積雪などの条件によっては、耐力壁が不足可能性がかなりでできて、既存部分に対して、なんらかの補強工事などを求められることになります。
限られた予算で増築しようとしたときに、既存部分への補強工事がどれだけ対応できるか・・・気が重い現実が見えてきそうです。
耐震偽装事件以来、われわれ建築士を信用してもらえない状況に、どう乗り切っていけるか、ちょっと弱腰になってしまいます。
こうも法律に振り回されていては、いけないのでしょうが、いい建築をめざすのと、法律をクリアーすることが、少しづつ違っていくような気がしています。
見積チェックと確認申請
連休前後に、工事見積もりのチェックをしていました。
工務店の見積をみて、勘違いや単価、その他を検討してきました。工種によっては、再見積もしてもらい、本日なんとか建て主に提示できるところまで、こぎつけました。
私の見積もりよりも高いものがあったりと、値上がりのせいばかりできませんので、それこそ!真剣勝負!なのです。
明日かあさってに、建て主に金額の説明をして、了解が得られれば、契約〜着工になります。
それにしても、疲れた。。。。
金額の目処がついたところで、建築確認申請の準備を始めました。 来週には、民間審査機関に申請して、許可をもらう予定です。
来月からは、いよいよ本格的に着工になりそうです。