カテゴリ:ななちゃんの家
浴室ドアガラリ交換
浴室ドアのガラリを交換します?
先日、建て主さんから連絡を受けていました。
聞くと。。。洗面所が濡れる???とか、原因はドアに取り付けたガラリの羽根の傾き方向だそうです。
あれ??どう打合せしたっけ??打ち合わせノートを見ると、洗面所から浴室が見えないように!と書いてあります。
そうすると、ガラリは洗面所側に傾きます!? そうすると、浴室ドアにかかったお湯がガラリを伝って、洗面所にこぼれてしまいます。
簡単なことなのですが、浴室ドアの樹脂ガラスの打合せで、見える?見えない?などと、散々打合せしたあとで、ガラリの話をしたものですから、簡単に見えないように!と指示をしていました。
すでに取り付けているガラリは框に嵌めこまれていて、壊さないと交換できません。
さっき、交換用のガラリが届き、解体方法と取付要領を聞いて、今週末に出かけてきます。
さて、決して億劫なことではないのですが、きれいに交換してきます。
ペアガラスにヒビ!?
暮れに引渡しをしたMT邸ですが、木製玄関ドアのペアガラスにヒビが入ってしまいました。
外傷は確認できず。。。建具屋さんにも見てもらったのですが、ドアチェックやカギの取り付けネジも当たっていない様子です。
原因がつかめずに、いろいろ考えていたのですが、数年前に浴室のトップライトのペアガラスも同様に割れたことを思い出しました。
あの時は、内外温度差で内外それぞれのガラスの膨張に差が出来て、歪んだということを言われました。
今回も、同様なのでしょうか? 同じ東向きに同じ仕様で作っているのですが、心配です。
今月中にガラスの入れ替えをする予定なのですが、原因がハッキリしないまま、また同じ結果になったら困ります。
開発行為完了検査
長かった工事ですが、本日、開発行為申請の完了検査を受けて、ほぼおわりました。
あとは、12月20日の引渡しを待つばかりです。
そのときに、先日に指摘した手直し部分を確認し、取扱説明をして、建て主さんに引き渡します。
監理報告書の最終ページを引用します。
終わりに
2007.09.14から始まった ○○邸新築工事 ですが、2008.12.20 で引渡しを迎えることができました。
長いような、短いような・・・いや!やっぱり長い道のりだったように思います。
はじめて、○○まで打ち合わせにいったり、敷地が変更になったり、予算調整に四苦八苦したり、○○さんたちと山に木を見に行ったりと。。。思い返せば、たくさんのことが頭の中を流れていきます。
工事に入ってからは、○○工務店も加わり、たくさんの打合せをしながら造ってきました。どうでしょうか? 図面に命を吹き込むのは大工さんの手仕事だと信じています。その真剣な仕事のほとんど隠さないようにして、家中の木々が静かに○○さんご家族を見守っています。
この家は、これから○○さんたちといっしょに成長していくこと願っています。
○○ちゃんの成長といっしょに、どんどん大きくなっていって欲しいと思います。
われわれ工事関係者からバトンタッチして、こんどは○○さんたちがこの家をよりよい住宅に仕上て欲しいと願います。
最後に、いつの日か、○○邸の木材のふるさとの山を再び訪れて、杉の苗を植えて欲しいと思っています。
2008.12.20 阿部利広/阿部建築研究室
監理報告書
先週の完了検査で今回の工事監理も一段落です。
あとは・・・引渡しになります。
きょうはそのときに提出する「工事監理報告書」を整理しています。 着工してから、白紙ノートに打ち合わせたことや現場で書いたスケッチなどなど、ほとんど殴り書き状態のノートをみながら、ワープロに入れています。
それにしても、5月からいままで、白紙ノートがいっぱいになるくらい、いろいろ打ち合わせをしてきました。
整理してみると、100ページを簡単に越えそうです。 変更したこと、催促したこと、手直ししてもらったこと、などなど、建て主さんに報告します。
これと、工事写真を照らし合わせて、引渡しに添付します。
完了検査前夜
あした、確認申請の審査機関の完了検査をうけることになりました。
途中からフラット35の融資を受けることになり、その現場確認も併せてしてもらうことになりました。
こんなせっぱ詰まった状態なのに、現場からは・・・換気扇がついていない!とか連絡が来る始末・・・。
わたしは、聞いてないよぉ〜っと、想定外のことが多すぎます!
予約していた別の検査も延期しなければならなくなったり・・・・。予定通りに進まないことばかりで、今週はてんやわんやでした。
審査機関からは、追加の書類を求められて、建て主さんの協力を得て、なんとか辿り着いた検査です。
せめても、明日の検査はスムースに終わって欲しい。
翌週には、引渡しになります。 ながいような短いような・・・今回のプロジェクトもゴールが迫っています。
土台水切り
着工以降にフラット35に申し込むことになった住宅ですが、工事内容とフラット35の仕様を見比べたのですが、すべてクリアーできると思って申請をしました。
審査機関から・・・土台水切りはどうしてますか?
?????えっ?
ここに水切りがないとフラット35設計審査に合格しないとか・・・・!
えぇ〜っと、ここは外壁の杉板の水はけを考えて、水きり無しにしています。と答えたら・・・
検討しますので、詳細図を送ってください。と取り急ぎ、拡大した図面をおくりました。
ほどなく・・・検討の結果! やはり、仕様のとおりに水切りがないと合格しません!っと。
えぇぇぇぇぇぇ・・・どうしよう。
現場の大工さんといろいろ打合せして、通気層の手前でなんとかはさみこんで取り付けることにして、審査機関には図面を修正して提出しました。
チェック漏れで建て主さんや大工さんに迷惑を掛けてしまいました。
来週の週末に検査を受ける予定です。 合格できますよう・・・に。
たいへんよくできました!
工事も終盤・・・作り付けの家具と建具を確認に行ってきました。
オール杉材の吊戸棚!
棚板や中も全部!杉!!!
続いては・・・流し台! こちらも全部杉材!
引出しも全部杉!です。
建て主さんのこだわりを完全に形にすることができました。
引出しの掘り込み引き手! 見事!!
現場に運ばれる日も近い・・・・楽しみ!